RGB | CMYK | HEX | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
R | G | B | C | M | Y | K | sRGB | |
鬱金色 | 241 | 182 | 22 | 0% | 25% | 90% | 5% | #F1B616 |
茄子紺 | 79 | 43 | 83 | 5% | 50% | 0% | 50% | #4F2B53 |
乳白色 | 245 | 241 | 232 | 0% | 5% | 5% | 0% | #F5F1E8 |
配色名のあらすじ
夏の夜、祭りが終わり、ひとけのない小道にふと残された提灯の灯り。
鬱金色(うこんいろ)は、月明かりにも似たやさしい黄金色で、夜の中にそっとあかりを灯します。
その背景にあるのは、夜空や浴衣にも見られる茄子紺(なすこん)の静かな深み。
そして、乳白色(にゅうはくしょく)は薄明かりに照らされた白壁のような、やわらかな余白をつくり出します。
この配色は、にぎやかさの余韻の中にある、静けさと余白を表現しています。
金色のやさしい光が、心にあたたかく灯るような、夏の夜のひと場面です。
配色名の解説
この配色は、深みとあかるさ、硬さとやわらかさが調和する絶妙なバランスです。
鬱金色はただの黄色ではなく、温かく、どこか神聖さを感じさせる黄金色。
茄子紺がその輝きをぐっと引き締め、配色全体に落ち着きと奥行きを与えます。
そこに乳白色を添えることで、空間にぬくもりと呼吸感が生まれます。
視線を集めすぎず、それでいて印象に残る。
この配色は、上品で知的な印象の中に、ほんのりとした希望や光を感じさせたいときにおすすめです。