秋の実りを色でまとめた配色を作ってみました
秋になると、木々にはさまざまな実りが顔をのぞかせます。
鮮やかに色づく柿の実。
いがの中で育った栗。
そして、それらを支える木々や大地。
日本の秋は、派手な花の季節ではありませんが、実りの色が豊かになる季節でもあります。
今回の配色では、秋を代表する果実である柿と栗を中心に、その実りを支える風景を伝統色で表現してみました。
夕暮れの空を思わせる茜色。
熟した柿の実の柿色。
そして栗の木や幹を思わせる栗皮色。
秋の収穫を静かに祝うような配色です。
| RGB | CMYK | HEX | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R | G | B | C | M | Y | K | sRGB | |
| 茜色 | 182 | 43 | 52 | 20% | 95% | 80% | 0% | #B62B34 |
| 柿色 | 234 | 112 | 60 | 0% | 55% | 75% | 5% | #EA703C |
| 栗皮色 | 103 | 55 | 40 | 0% | 60% | 80% | 70% | #673728 |
茜色
茜色は、茜草の根から作られる染料に由来する赤色です。
古くから日本で親しまれてきた伝統色のひとつで、夕焼け空を表現する色としても広く知られています。
秋になると空気が澄み、夕暮れの空はより鮮やかな赤に染まります。
収穫を終えた畑や実りの木々を包み込む夕焼けは、秋の風景を象徴する光景のひとつです。
今回の配色では、実りの季節を照らす夕暮れの空として取り入れました。
柿色や栗皮色に温かみを与える色です。
柿色
柿色は、熟した柿の実を思わせる鮮やかな橙色です。
柿は9月から11月頃にかけて収穫期を迎える、日本を代表する秋の果実です。
枝いっぱいに実った柿の鮮やかな橙色は、秋の訪れを知らせる色でもあります。
今回の配色では、秋の実りそのものを象徴する色として選びました。
茜色の赤みと響き合いながら、配色全体に収穫の喜びや温かさをもたらしています。
栗皮色
栗皮色は、その名の通り栗の皮を思わせる深い茶褐色です。
栗は古くから日本人の食文化を支えてきた木の実で、秋を代表する味覚のひとつでもあります。
栗皮色には、収穫された栗そのものだけでなく、それを育む木々や大地を思わせる落ち着きがあります。
今回の配色では、茜色と柿色を支える土台として取り入れました。
秋の実りに深みを与え、全体を落ち着いた印象にまとめています。
配色として
夕暮れの空を思わせる茜色。
熟した柿の実の柿色。
栗や木々を思わせる栗皮色。
3色を組み合わせることで、秋の実りに包まれた風景を表現してみました。
鮮やかな柿色が収穫の喜びを伝え、茜色が季節の温もりを添え、栗皮色が大地の安定感を支えています。
派手さはありませんが、秋ならではの落ち着きと豊かさを感じられる組み合わせです。
収穫祭や農産物のブランディング、和テイストの秋のビジュアル制作などにも取り入れやすい配色です。
参考文献
- 茜色|伝統色のいろは
- 柿色|伝統色のいろは
- 栗皮色|伝統色のいろは

