| RGB | CMYK | HEX | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R | G | B | C | M | Y | K | sRGB | |
| 墨色 | 45 | 45 | 41 | 80% | 75% | 77% | 55% | #2E2D2A |
| 生成色 | 250 | 246 | 237 | 0% | 5% | 10% | 0% | #FAF6EE |
| 紅梅色 | 215 | 136 | 145 | 0% | 60% | 25% | 0% | #F38F96 |
墨色・生成り色・紅梅色の組み合わせは、
華やかな正月行事がひと段落し、
新しい年の日常が静かに動き出す1月をイメージした配色です。
晴れやかな祝いの色ではなく、
これから始まる一年を、丁寧に整えていくための色。
この配色は、そんな「年のはじまりの暮らし」に寄り添います。

墨色 ― 心を引き締める、静かな緊張感
墨色は、黒の中でもわずかに温かみを含んだ、日本独特の色合いです。
完全な黒ではなく、にじみや濃淡を持つことから、
思考・静寂・内省を象徴する色として使われてきました。
1月は、年の目標を立てたり、
これからの過ごし方を考えたりする節目の時期。
墨色は、その思考の時間に必要な「静かな緊張感」を与えてくれます。
生成り色 ― まっさらではない、新しい始まりの色
生成り色は、漂白や染色を施さない布の色に由来する、
素材そのものの色です。
日本文化において、生成り色は
自然・素朴・余白を象徴する色として扱われてきました。
完全な白ではなく、わずかに黄みを帯びた色合いは、
「何もない状態」ではなく、
これから染まり、育っていく余地を残した状態を表しています。
新年は、すべてを真っ白にする時間ではなく、
これまでの積み重ねを抱えたまま、
少しずつ新しい流れを重ねていく始まりの時期。
生成り色は、そんな1月の感覚にとても近い色といえるでしょう。
紅梅色 ― 冬の中に兆す、やわらかな華やぎ
紅梅色は、寒さの中でほころび始める梅の花を思わせる色です。
梅は正月から立春にかけて咲くことから、
希望・兆し・控えめな華やぎの象徴とされてきました。
この配色の中で紅梅色は、
主張しすぎない差し色として、
生成り色の素朴さと墨色の静けさに、
ほんのりとした温度を加えています。
三色で描く、1月の空気
この配色は、1月特有の「張りつめすぎない静けさ」を色で表しています。
- 墨色:気持ちを整え、考える時間
- 生成り色:これからを受け入れる余白
- 紅梅色:冬の中に差し込む、小さな楽しみ
派手な祝いの配色ではありませんが、
一年を丁寧に始めたい人にとって、
長く寄り添ってくれる組み合わせです。
墨色 × 生成り色 × 紅梅色は、
正月の高揚感が落ち着いたあとの、
1月の日常にふさわしい配色です。
生成り色が持つ「未完成の白」は、
これから積み重ねていく一年の土台となり、
墨色と紅梅色が、その時間に静かな輪郭を与えてくれます。
全体が落ち着いたトーンのため、生成り色の面積をしっかり確保しないと、墨色が重く見えすぎることがあります。余白を意識した使い方がおすすめです。

