スペアミント×ライムミント×チャコールグレー

梅雨の淀みを払い、心身を整える「清浄の配色」をまとめてみました

6月といえば、梅雨の真っ只中ですね。 古くから日本では、この時期の湿気や淀みを「穢れ(けがれ)」と考え、香りの強い植物を使って場を清めたり、一年の半分を締めくくる「夏越の祓(なごしのはらえ)」で心身を整えたりする習慣がありました。

この配色では、そんな「浄化」と「リセット」の文化を、現代的なミントと炭の色彩に託して表現できないかと考えてみました。

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ペパーミント0172154100%0%25%35%#00AC9A
ミントグリーン13720115110%0%35%15%#89C997
チャコールグレー786974100%100%65%55%#4E454A

ペパーミント

ペパーミントは、古くからその鮮烈な香りで人々の意識を覚醒させ、不浄を遠ざけるハーブとして重宝されてきました。日本でも薄荷(はっか)が薬草として愛用されたように、植物の「芳香」によって場の空気を一新する力は、生活の知恵として深く根付いています。
この配色では、淀みを打ち消し、一瞬で清潔な秩序を取り戻す「覚醒と清新」の役割を担う色として取り入れています。

チャコールグレー

チャコールグレーは、物質を焼き、純化させた「炭(木炭)」に由来する深い灰色です。
炭は古くから、その多孔質な性質によって不純物を吸着し、水や空気を清める「浄化の道具」として日本の暮らしに欠かせない存在でした。全体をどっしりと引き締めながら、他の2色が放つ清涼感を受け止め、空間に静寂と落ち着きを与える「包容と吸収」の役割を持たせています。

ミントグリーン

ミントグリーンは、瑞々しい若葉が朝露に濡れたような、穏やかで優しい緑色です。
梅雨時期の貴重な晴れ間に芽吹く植物のように、潤いと安らぎを感じさせるこの色は、浄化されたあとに訪れる「平穏」を象徴します。ペパーミントの強さとチャコールグレーの重厚さを繋ぎ、配色全体に柔らかな温度感と親しみやすさを添える役割を意識して選びました。

配色として

ハーブの鮮烈な芳香、炭による浄化、そして目覚めたばかりの若葉のような安らぎ。 それぞれの色彩が持つ「清める」という性格を掛け合わせることで、湿気がちな季節でも呼吸が深くなるような、洗練された静謐さを感じさせる配色を作ってみました。

一日の始まりと終わりを過ごす場所や、自分自身をリセットしたい空間のデザインなど、生活の「質」を整える場面にぜひ応用していただきたい組み合わせです。

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